塗装工事のケレンとは?
現場ブログ 2025.11.30 (Sun) 更新
塗装工事における「ケレン」とは?
塗装工事の「ケレン」 とは、
塗装を行う前に、下地のサビ・汚れ・古い塗膜などを落として、塗料がしっかり密着するようにする下地処理作業 のことです。
建築・鉄部塗装ではとても重要で、仕上がりや耐久性を左右します。
■ ケレンを行う目的
塗料の密着性を高める
サビや汚れが残っていると、すぐ剥がれたり浮いたりします。
サビの進行を止める
特に鉄部は、サビを取り除かないと内部で腐食が進みます。
仕上がりをきれいにする
表面を均一にすることで塗膜が美しく仕上がります。
■ ケレンの4種類(ケレン1種〜4種)
日本の塗装現場では一般的に次の区分があります。
● 1種ケレン
ブラスト処理(ショットブラスト等)。
工場や橋梁など大規模な現場で、サビをほぼ完全に除去。
● 2種ケレン
電動工具(サンダー・ディスクグラインダー等)でのサビ除去。
中程度のサビに対応する本格的な下地処理。
● 3種ケレン
手作業+軽工具によるサビ・汚れ落とし。
ワイヤーブラシ・スクレーパー・紙やすりなど。
● 4種ケレン
軽い清掃レベル。
ほこり・汚れの除去、簡単な目荒らし(表面を荒らして塗料を密着させる)。
■ ケレンの具体的な方法
ワイヤーブラシがけ
ペーパー(紙やすり)
サンダー・グラインダー
スクレーパーでの剥離
高圧洗浄
ケレン後の清掃(脱脂・ホコリ取り)
■ ケレンをしないとどうなる?
塗膜が 短期間で剥がれる
サビが再発・悪化
仕上がりが汚くなる
結果的に 工事の寿命が短くなり、コスト増につながる
→ 「下地処理が8割」と言われるほど、塗装では重要な作業です。





