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下地処理とは何??🏡

現場ブログ 2025.02.01 (Sat) 更新

こんにちは🌈

外壁塗装の下地処理は、単なる準備作業ではなく塗装の寿命を決める大切な工程です。
適切な下地処理を行うことで、塗装の美しさや耐久性が大きく向上します!

もし外壁塗装を依頼する場合は、業者に「下地処理はどこまでやってくれるのか?」を確認するのがポイントです。
適当に済ませる業者もいるので、しっかりチェックしましょう!

外壁塗装の下地処理とは? 完全ガイド

外壁塗装の「下地処理」とは、塗料を塗る前に外壁の状態を整える作業のことです。
塗装の密着性を高め、仕上がりの美しさや耐久性を確保するために欠かせません。

もし下地処理を適当に行うと…

  • すぐに剥がれる(塗料が密着しない)
  • ひび割れが広がる(補修不足)
  • 塗装がムラになる(汚れや劣化部分が残る)
  • 耐久性が落ちる(数年で塗り直しが必要になる)

したがって、外壁塗装を成功させるためには、しっかりとした下地処理が必要になります!


下地処理の詳細な工程

下地処理は大きく分けて以下の 5つのステップ で行われます。


① 高圧洗浄(汚れを徹底除去)

外壁に付着したホコリ、カビ、コケ、古い塗膜の汚れを高圧洗浄機で洗い流します。
この作業をしっかり行わないと、塗料が外壁にうまく密着せず、剥がれやすくなるため、非常に重要な工程です。

🔹 使用機材:高圧洗浄機(150~200kg/㎠の水圧)
🔹 作業時間:3~6時間(建物の大きさによる)
🔹 乾燥時間:最低24時間(完全に乾かす必要あり)

💡 ポイント

  • 苔やカビが多い場合は、バイオ洗浄を併用(専用薬剤を使う)
  • 木部・サイディングは水圧を調整(強すぎると傷つく)

② ケレン作業(研磨・旧塗膜の除去)

外壁の表面を研磨して、古い塗膜やサビ、汚れを取り除く作業です。
この工程を行わないと、新しい塗料が定着せず、塗膜が剥がれやすくなります。

🔹 作業内容

素材 ケレン方法
金属(鉄部) ワイヤーブラシ、サンドペーパーでサビ落とし
木部 サンドペーパーで表面を滑らかにする
モルタル・コンクリート 剥がれかけた塗膜や汚れを除去

💡 ポイント

  • 鉄部は防錆剤を塗布する(サビの再発防止)
  • 表面を均一にすることで塗装ムラを防ぐ

③ クラック(ひび割れ)補修

外壁にできたひび割れ(クラック)を補修し、雨水の侵入を防ぎます。
クラックを放置すると、内部に水が入りカビ・腐食・雨漏りの原因になります。

🔹 クラックの種類と補修方法

クラックの種類 大きさ 補修方法
ヘアークラック 0.3mm以下 シーラー(下塗り材)で補強
構造クラック 0.3mm以上 コーキング材 or モルタル補修
深いクラック 5mm以上 Vカット+シーリング+モルタル補修

💡 ポイント

  • ヘアークラックはシーラー(下塗り)で埋められる
  • 大きなクラックは、専用の充填材を使用する(適切な補修が必要)

④ シーリング(コーキング)補修

サイディングの継ぎ目や窓枠の隙間を埋める作業です。
この部分をしっかり補修しないと、雨水が侵入し、外壁内部が腐食する原因になります。

🔹 シーリングの方法

  1. 古いシーリングを撤去(カッターで切り取り)
  2. プライマー(接着剤)を塗布(密着性UP)
  3. 新しいシーリング材を充填(シリコン・変成シリコンなど)
  4. ヘラで均して乾燥(1~2日乾燥)

💡 ポイント

  • シリコン系は塗装できないので注意
  • 窯業系サイディングの場合、シーリングの劣化が早いので要確認

⑤ 下塗り(プライマー・シーラー・フィラー塗布)

最後に、塗料の密着を良くするために下塗り材を塗布します。
この作業を行わないと、塗料がムラになりやすく、剥がれやすくなります。

🔹 使用する下塗り材

下塗り材 役割
シーラー モルタル・コンクリートの吸収を抑える
プライマー 金属・サイディングの密着力をUP
フィラー ひび割れ・凹凸を埋める

💡 ポイント

  • 下塗りがしっかり乾燥してから中塗り・上塗りを行う
  • 適切な下塗り材を選ぶことで耐久性が向上

なぜ下地処理が重要なのか?

🔹 下地処理をしっかり行うことで…

  1. 塗料の密着力UP → 剥がれにくくなる
  2. 仕上がりが美しくなる → ムラや凹凸がなくなる
  3. 耐久性が向上 → 長持ちする塗装ができる

逆に、下地処理を適当にすると、どんなに高級な塗料を使っても数年で剥がれてしまいます!


まとめ

🔸 外壁塗装の下地処理とは、塗料をしっかり定着させるための重要な工程
🔸 主な工程は「高圧洗浄」「ケレン」「クラック補修」「シーリング補修」「下塗り」
🔸 しっかり下地処理を行うことで、美しく長持ちする塗装が可能!

外壁塗装の下地処理は、単なる準備作業ではなく塗装の寿命を決める大切な工程です。
適切な下地処理を行うことで、塗装の美しさや耐久性が大きく向上します!

もし外壁塗装を依頼する場合は、業者に「下地処理はどこまでやってくれるのか?」を確認するのがポイントです。
適当に済ませる業者もいるので、しっかりチェックしましょう!

本日のブログ担当、山本でした🙇

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