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屋根板金工事とは?

現場ブログ 2025.01.27 (Mon) 更新

こんにちは。

屋根板金工事(やねばんきんこうじ)とは、建物の屋根部分に金属製の板を取り付けたり、加工したりする工事のことを指します。この工事は、屋根を雨風や雪、紫外線などの自然環境から保護する役割を果たし、建物の耐久性や寿命を高めるために非常に重要です。

1. 屋根板金工事のおもな目的

  • 雨漏りの防止(防水性の確保)
    金属製の屋根材(トタン、ガルバリウム鋼板など)を使うことで、雨漏りを防ぐための高い防水性能を確保できます。

  • 耐久性の向上
    金属は木材や瓦に比べて軽く、丈夫で、腐食や劣化にも強いため、屋根そのものの耐久性が向上します。

  • 断熱性・遮熱性の強化
    特殊な塗料や断熱材を併用することで、建物内部の温度調節を効率的に行うことができます。

  • 屋根の外観の維持
    板金はデザインの自由度が高く、色や形状の選択肢が多いため、建物の外観を美しく仕上げることができます。

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2. 工事の工程

屋根板金工事は次のような工程で進められます。

  1. 既存屋根材の撤去(必要な場合)
    古い屋根材を撤去して下地を調査・補修します。

  2. 下地の準備
    野地板(のじいた)と呼ばれる下地部分に防水シート(ルーフィング)を敷きます。

  3. 板金の加工と取り付け
    現場の寸法に合わせて金属板をカットし、丁寧に取り付けます。金属同士の接合部分にはシーリング材を使用して防水性を高めます。

  4. 仕上げ作業
    接合部や端部に仕上げ部品を取り付け、外観と機能性を向上させます。

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3. 使用される主な材料

屋根板金工事で使用される主な材料は以下の通りです。

  • トタン
    亜鉛でメッキされた鋼板。安価ですが、サビやすいためメンテナンスが必要。

  • ガルバリウム鋼板
    アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板。トタンよりも耐久性が高く、現代の住宅では主流の素材。

  • 銅板
    高級素材として使用され、独特の風合いや耐久性が特徴。ただし価格が高い。

  • ステンレス鋼板
    耐腐食性が高く、雨や雪が多い地域に適しています。

4. 屋根板金工事のメリット

  • 軽量で耐震性が高い。
  • 長寿命(特にガルバリウム鋼板は30年以上の耐用年数)。
  • 雨漏りの修繕・防止。
  • 工期が比較的短い。

5. どんな時に屋根板金工事が必要??

  • 屋根材が錆びている
    特にトタンや金属系の屋根材は、時間とともに錆びることがあります。錆が進行すると防水機能が失われ、雨漏りの原因になります。

  • 色あせや塗装の剥がれ
    屋根の色が薄くなったり、塗装が剥がれている場合、雨水が浸透しやすくなり劣化が進む可能性があります。

  • 屋根材の浮きや割れ
    屋根の板が浮いたり、割れている箇所があると、雨漏りや風による被害が起こりやすくなります。


5‐1. 雨漏りが発生したとき

  • 屋根から雨漏りが起こる場合は、屋根材や防水シートに問題がある可能性があります。特に、接合部分(棟板金や隅棟など)が劣化していると水が入り込むため、早急な修理が必要です。

5‐2. 築年数が10~20年以上経過している場合

  • 屋根材の耐用年数を考慮し、築10~20年を目安に定期点検や補修を検討するのが一般的です。
    • トタン屋根:10~15年がメンテナンス時期
    • ガルバリウム鋼板:20~30年の耐久性があるが、接合部の点検は早めに行うべきです。

5‐3. 自然災害の後

  • 台風・強風
    台風や強風で屋根材が剥がれたり、棟板金が飛ばされた場合、雨漏りや建物内部へのダメージを防ぐために早急な修理が必要です。

  • 大雪や積雪の後
    雪の重みで屋根が変形したり、金属の接合部分が緩むことがあります。このような場合も補修や工事が必要です。

  • 地震の後
    地震の振動で屋根材がズレたり、下地部分がダメージを受ける可能性があります。地震後の点検を忘れずに行いましょう。


5‐4. リフォームやリノベーションを考えるとき

  • 断熱性や遮熱性を向上させたい場合
    古い屋根材を新しい断熱性の高い板金に変えることで、室内温度の調整がしやすくなります。

  • 外観を美しくしたい場合
    老朽化した屋根を交換することで、建物全体の見た目を新しくすることができます。


5‐5. 新築や増築のとき

  • 新しい建物や増築部分に金属製の屋根材を使用する場合、屋根板金工事が必要になります。特にガルバリウム鋼板などの金属屋根は、現代の住宅でよく採用される選択肢です。

まとめ

屋根板金工事が必要になるのは、屋根の劣化や老朽化、災害後の補修、新築・リフォーム時などです。

建物を自然環境から守り、長期的に快適な生活空間を提供するための重要な工事です。耐久性・外観・機能性を兼ね備えた施工が可能なため、現在の住宅や商業施設で広く採用されています。施工を依頼する際は、経験の豊富な専門業者に相談し、ご自宅に合った素材や工法を選びましょう。

屋根は建物全体を保護する大切な部分です。もし「屋根が少しでもおかしいな」と思ったら、定期的な点検を依頼することをおすすめします💡

本日のブログ担当、山本でした🙇


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