屋根塗装のタスペーサーとは何??
こんにちは🌈
タスペーサーとは、屋根の塗装に使用される縁切り(えんぎり)部材の一種です。主にスレート屋根(カラーベスト、コロニアル)の塗装時に使われます。
スレート屋根とは、写真のような瓦と瓦が重なり合って構成されている屋根材ですが、重なっている小口部分が塗料で埋まってしまうと、本来小口部分から排出される雨水対流してしまい、瓦を留めている釘をつたって雨漏りが発生する危険があります🏡
タスペーサーは、塗装後の屋根材の重なり部分に隙間を作ることで、適切な排水機能を確保する役割を果たします。
タスペーサーが必要な理由
スレート屋根は、複数の屋根材が重なり合って施工されています。この重なり部分から水が浸入し、内部の防水シート(ルーフィング)へ排水される仕組みです。塗装をすると塗膜が接着剤のような役割を果たし、屋根材の隙間を塞いでしまうことがあります。この状態を縁切り不良と呼びます。
縁切り不良が引き起こす問題
- 雨漏りのリスク
- 雨水が隙間から排水されずに溜まり、屋根材の内部に逆流してしまいます。
- 屋根材の劣化
- 水分が滞留することでカビや腐食が進みます。
- 結露や湿気による問題
- 水が蒸発できず、屋根材の裏側で結露が発生します。
タスペーサーの役割
タスペーサーを使うことで、塗装後でも以下のように隙間を確保し、屋根の排水機能を正常に保つことができます。
- 適切な排水: 雨水が滞留せずに自然に流れます。
- 換気の確保: 屋根裏に湿気がこもるのを防ぎます。
- 塗膜のひび割れ防止: 隙間があることで塗膜の膨張やひび割れを防ぎます。
タスペーサーの設置方法
- 塗装前の準備:
- 高圧洗浄で屋根の汚れを落とし、乾燥させます。
- 下塗り作業後:
- 下塗りが乾燥した後に、屋根材の重なり部分にタスペーサーを挿入します。
- タスペーサーは1枚のスレート屋根材に2か所(上部左右)を目安に配置。
- 中塗り・上塗りの塗装:
- タスペーサーを挿入した状態で塗装を進めます。
タスペーサーの費用や効果
- 費用:
- タスペーサーそのものは安価ですが、施工手間がかかるため工事費用がやや増える場合があります。
- 効果:
- 屋根材の寿命を延ばし、雨漏りを未然に防ぐため、長期的なメリットは大きいです。
まとめ
タスペーサーは、スレート屋根の塗装工事において重要な部材で、縁切り作業を効率的に行うための便利な道具です。特に雨漏りのリスクを抑えるためには不可欠といえるでしょう。施工業者に依頼する際には、タスペーサーの使用を確認するのがおすすめです。
本日のブログ担当、山本でした🙇
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