辰年➡巳年へ 外壁塗装の進化
今年も終わりに近づいてきました。
辰🐲は「新しい変化」、巳🐍は「成熟や進化」を象徴すると考えられています。
本日のブログでは
辰年(2012年)から巳年(2025年)までの外壁塗装の進化
について解説いたします。
高耐久性塗料の開発
・2012年頃はシリコン塗料が主流、10~15年程度の耐久性が標準。
・現在はフッ素塗料や無機塗料が普及:耐久性が20~30年へ向上。UVカット性能が強化され、色あせが起こりにくい塗料が増加し、汚れに強い親水性の「光触媒塗料」も進化。
環境への配慮
・VOC(揮発性有機化合物)の削減:水性塗料の性能が向上し溶剤系塗料を置き換える動きが加速。VOC排出量が低い塗料が主流に。
・環境認証の取得:グリーン購入法適合製品やエコラベル認証を受けた塗料が増加。
・再生可能原材料の活用:バイオベース樹脂を使用した塗料が登場。
機能性塗料の多様化
・断熱・遮熱塗料:太陽光の熱を反射する「遮熱塗料」が住宅や工場で普及。内部の温度を調整する断熱塗料も成長。
・セルフクリーニング塗料:雨水で汚れを落とす「親水性コーティング」が進化。
・抗菌・抗ウイルス塗料:コロナ禍を背景に抗ウイルス機能を持つ塗料の需要が急増。医療施設や公共施設で広く採用。
カラーバリエーションとデザイン性の向上
・コンピュータによるカラーシュミレーションが普及し、仕上がりを事前に確認が可能。特殊エフェクト塗料の需要が増加。
塗装プロセスの効率化
・速乾性塗料の開発:作業時間を短縮し天候の影響を受けにくい。
・自己修復塗料:塗膜のひび割れを自己修復する技術が実用化。
業界の透明性向上
・見積もりの明確化:従来は不透明な部分が多かった費用構造がデジタルプラットフォームやツールの導入により明確になっています。
・契約後のクーリングオフ制度:消費者保護が進み、悪徳業者を減らす動きが強化。
職人の技術力と教育
・技術研修の充実:職人の技術力向上のために教育プログラムや資格制度が整備されています。
本日のまとめ
辰(2012年)から今日まで塗料は耐久性、環境性能、デザイン性、機能性など多方面で進化してきました。
特に巳(2025年)に向けてはさらに**SDGs(持続可能な開発目標)**に即した塗料が主流になりエネルギー効率
や環境負荷を考慮した製品がますます普及するでしょう。外壁塗装業界は更なる顧客満足度の向上を目指しており
今後さらに高度でプロフェッショナルな段階に進むことが予想されます。ぜひご期待ください🙇♀️🙇♀️(本日担当 門田)
外壁塗装専門館
住所:福岡県北九州市八幡西区則松4丁目20-7
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