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帯板とは?外壁塗装時の取り扱いについて

現場ブログ 2024.09.06 (Fri) 更新

帯板(おびいた)とは???

帯板は、建物の外壁に取り付けられる横長の板状の部材で、建物の外壁を上下に分けるラインとして設置されます。主に以下のような目的や機能を持っています。

  1. 装飾的な役割: 建物のデザイン性を高め、外観にアクセントを加えるために使用されます。
  2. 防水性の向上: 外壁の接合部や継ぎ目を覆い、雨水の侵入を防ぐ役割があります。
  3. 構造的な役割: 外壁材の収まりをよくし、外壁全体の強度を高めます。

帯板の素材と特徴

帯板に使用される素材は、建物のデザインや機能性、耐久性などの要件によって選択されます。

1. 木材

  • 特徴: 自然な風合いで、伝統的な和風建築やナチュラルテイストの建物に適しています。
  • メリット:
    • 加工が容易で、デザインの自由度が高い。
    • 温かみのある外観を演出できる。
  • デメリット:
    • 防腐・防蟻対策が必要。
    • 定期的なメンテナンス(塗装や防腐処理)が欠かせない。

2. 金属(アルミニウム、ステンレスなど)

  • 特徴: モダンでシャープなデザインに適しています。
  • メリット:
    • 耐久性・耐候性が高い。
    • 軽量で施工が比較的容易。
  • デメリット:
    • 金属特有の冷たい印象を与える場合がある。
    • 塩害地域では腐食のリスクがある。

3. 窯業系サイディング

  • 特徴: セメントや繊維質を原料とした素材で、さまざまなデザインや色調が選べます。
  • メリット:
    • 耐火性・耐久性に優れる。
    • メンテナンスが比較的容易。
  • デメリット:
    • 重量があるため、建物への負荷が大きい。
    • 施工時に専門的な技術が必要。

4. 樹脂系素材(PVCなど)

  • 特徴: 合成樹脂を原料とし、軽量で耐候性に優れています。
  • メリット:
    • メンテナンスがほとんど不要。
    • カラーバリエーションが豊富。
  • デメリット:
    • 強度が他の素材に比べて劣る場合がある。
    • 紫外線による劣化が懸念される。

 


外壁塗装時の帯板の取り扱い

塗装の必要性

  • 美観の維持: 帯板は建物の外観に大きな影響を与えるため、定期的な塗装で美しさを保ちます。
  • 耐久性の向上: 塗装により、帯板の素材を保護し、劣化を防ぎます。

塗装の手順

  1. 下地処理:

    • 洗浄: 高圧洗浄機などで汚れやホコリを除去します。
    • ケレン作業: 古い塗膜や錆びを取り除き、表面を平滑にします。
  2. 下塗り(プライマー):

    • 帯板の素材に適した下塗り材を使用し、塗料の密着性を高めます。
  3. 中塗り・上塗り:

    • 耐候性・耐久性の高い塗料を使用し、2回以上塗り重ねます。

塗料の選択

  • 木材用塗料: 防腐・防蟻効果のある塗料(ステイン系、ウレタン系など)を使用します。
  • 金属用塗料: 金属用の下地処理剤と上塗り塗料(エポキシ系、シリコン系など)を組み合わせます。
  • 窯業系・樹脂系素材用塗料: 外壁用の高耐久塗料(シリコン系、フッ素系など)を選択します。

メンテナンスと注意点

定期的な点検

  • 目視確認: 剥がれ、色あせ、錆び、ひび割れなどの異常がないか定期的に確認します。
  • 専門家による診断: 劣化が疑われる場合は、専門の業者に診断を依頼します。

メンテナンス周期

  • 木製帯板: 5~7年ごとに再塗装や防腐処理を行うのが一般的です。
  • 金属製帯板: 7~10年ごとに再塗装や錆びの点検を行います。
  • 窯業系・樹脂系帯板: 10~15年を目安に塗装や点検を行います。

注意点

  • 塗料の適合性: 帯板の素材と塗料の適合性を確認し、不適切な塗料の使用を避けます。
  • 環境への配慮: 塗装作業時には、近隣への塗料飛散や臭気に配慮し、必要な養生や作業時間の調整を行います。
  • 法令遵守: 建築基準法や消防法などの関連法規を遵守し、適切な施工を行います。

帯板のデザイン活用例

  • カラーコーディネート: 外壁と帯板の色を変えることで、建物にリズムやアクセントを加えます。
  • 素材の組み合わせ: 異なる素材を組み合わせることで、独自性のあるデザインを実現します。
  • 照明との組み合わせ: 帯板部分に間接照明を組み込むことで、夜間の建物外観を美しく演出します。

まとめ

帯板は、建物の美観や機能性を高める重要な要素です。適切な素材の選択、正しい施工方法、定期的なメンテナンスを行うことで、建物の耐久性や価値を維持・向上させることができます。

ご不明な点やさらに詳しく知りたい内容がございましたら、お気軽にお尋ねください。

 

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