外壁塗装と同時に雨樋の交換もオススメします。
外壁塗装と同時に雨樋の交換もオススメいたします。
外壁塗装と雨樋の交換について、雨樋の役割や素材ごとの特徴、外壁塗装と同時に雨樋を交換する際の具体的な手順や費用について深掘りしていきます。
目次
1. 雨樋の役割と重要性
雨樋は、屋根に降り注ぐ雨水を効率的に地上へ排水するための設備です。雨樋がない、または不具合があると、以下のような問題が発生します。
- 外壁や基礎部分の劣化:雨水が外壁に直接流れ落ちることで、壁の塗装や素材が傷みやすくなります。特に、基礎部分に雨水がたまりやすくなり、構造的なダメージが生じる可能性があります。
- 庭や地面へのダメージ:水が集中して地面に流れ落ちると、庭や駐車場の地面が浸食されやすくなります。
- カビやコケの発生:雨水が長期間外壁や屋根に残ると、湿気がたまり、カビやコケの繁殖が促進されます。
2. 雨樋の素材の特徴
雨樋の素材は、建物の外観や耐久性、コストに影響します。以下に主な素材とその特徴をまとめます。
塩ビ製(プラスチック製)
- メリット: 軽量で安価。施工が容易で、色のバリエーションも豊富。紫外線や気候変化に強い。
- デメリット: 経年劣化で割れやすく、特に寒冷地では凍結によりひび割れや破損が生じることがあります。
- 耐用年数: 約10〜20年。
ガルバリウム鋼板製
- メリット: 金属製の中でも軽量で耐久性が高い。錆びにくく、耐久性も優れているため長期使用が可能。
- デメリット: プラスチックよりも高価で、設置費用が高め。
- 耐用年数: 約20〜30年。
ステンレス製
- メリット: 非常に錆びにくく、耐久性が高い。長期的にメンテナンスが少なくて済む。
- デメリット: 他の素材に比べてコストが高く、施工費用も増加することが多い。
- 耐用年数: 約30〜40年。
アルミ製
- メリット: 軽量で錆びにくい。設置も簡単でコストパフォーマンスに優れている。
- デメリット: 強度が若干弱く、強風や衝撃で変形しやすい。
- 耐用年数: 約20年。
3. 雨樋の交換時期
雨樋の交換は、以下のような兆候が見られた場合に検討するのが良いでしょう:
- 割れや破損: 雨水が適切に流れなくなっている場合。
- 錆びや腐食: 金属製の雨樋で見られる現象。腐食が進む前に交換が必要です。
- 歪みや外れ: 特に強風や雪で雨樋が歪んだり、固定具が外れている場合は、交換が望ましいです。
4. 外壁塗装と同時に雨樋交換を行う理由
外壁塗装と同時に雨樋を交換することで、いくつかのメリットがあります。
足場の共用によるコスト削減
外壁塗装を行う際には、必ず足場を組む必要があります。この足場は高額なため、雨樋の交換も同時に行うことで足場の設置費用を1回分で済ませることができます。通常、足場の費用は10万〜20万円程度かかるため、この部分を節約できるのは大きなメリットです。
建物の美観向上
外壁塗装と雨樋の色やデザインを統一することで、建物全体の見栄えが向上します。また、新しい雨樋は劣化が少なく、塗装の鮮やかさとともに、建物が新しく見える効果があります。
メンテナンスの効率化
外壁や雨樋は経年劣化によってメンテナンスが必要ですが、同じタイミングで交換・修繕を行うことで、次のメンテナンス周期を揃えることができます。これにより、将来的なメンテナンスの計画が立てやすくなります。
5. 雨樋交換の流れ
外壁塗装と雨樋交換の作業の流れは、以下の通りです。
- 足場の設置: 外壁塗装や雨樋交換のための足場を設置します。
- 雨樋の撤去: 既存の雨樋を丁寧に取り外します。部分的な交換であれば、交換が必要な箇所のみ取り外します。
- 外壁塗装の下地処理: 塗装前に外壁を洗浄し、必要な補修を行います。
- 外壁塗装: 外壁の塗装作業を行います。下塗り、中塗り、上塗りと3回塗りが基本です。
- 新しい雨樋の設置: 塗装後、新しい雨樋を設置します。各部分をしっかり固定し、雨水の流れを確認します。
- 足場の撤去: 最終確認が終わったら、足場を撤去して作業完了です。
6. 費用の目安
雨樋の交換費用は、使用する素材や交換する範囲、建物の規模によって異なります。以下に一般的な費用の目安を挙げます。
- 足場の費用: 約10万〜20万円
- 塩ビ製雨樋の交換費用: 約5万〜15万円
- 金属製雨樋の交換費用: 約10万〜30万円
弊社は無料で外壁診断をさせていただいております。
弊社、外壁塗装専門館は地場に根差した地域密着の塗装会社として福岡県北九州市八幡西区、八幡東区、若松区、遠賀郡、中間市、直方市、宗像市、飯塚市で多くの塗装工事を行わせていただいております🏠✨
これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、外壁塗装を通して地域社会に貢献していきますので宜しくお願い致します🙇