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年末前に見直したい「外壁の小さな不具合チェック」

現場ブログ 2025.12.01 (Mon) 更新

年末前に見直したい「外壁の小さな不具合チェック」

――冬の劣化は“静かに進む”からこそ、早期発見がカギです――

12月に入り、今年も残すところわずかとなりました。こんにちは。外壁塗装専門館 ㈱心喜塗装です。

北九州市内でも朝晩の冷え込みが強まり、外壁に触れるとひんやりとした空気を感じる季節です。実はこの「冬前後の寒暖差」こそが、外壁の劣化を一気に進行させる原因になることをご存じでしょうか?

外壁の劣化というと「夏の紫外線」や「台風の豪雨」をイメージする方が多いですが、冬は“見えにくいけれど確実にダメージが蓄積する時期”でもあります。しかも12月は年末に向けて忙しく、家の外まわりをじっくり見る時間が減るため、小さな不具合が見落とされがちです。

そこで今回は 12月だからこそ見直してほしい外壁チェックポイント を、プロ目線で詳しく解説します。
5分ほどの確認で、年明けのメンテナンス計画が大きく変わることもありますので、ぜひお役立てください。

■ 1.冬に増える「ひび割れ(クラック)」

乾燥と収縮が原因で、一気に増えやすい季節

12月〜2月は空気が乾燥し、外壁材が収縮しやすくなるため、小さなひび割れが発生する時期です。特にサイディング外壁は目に見えないレベルの伸縮が続くため、普段は気づきづらいひびが増えがちです。

▼ 要注意のひび割れ例

幅が0.3mm以上あるクラック

内側が黒く見える深い割れ

横方向・斜め方向に伸びているひび

モルタル外壁の「ヘアークラック」より明らかに太いひび

ひび割れは放置すると、そこから雨が入り込み、
防水シート → 断熱材 → 下地木材
の順に少しずつ影響が広がることがあります。

特に北九州の冬は雨が続くことも多く、「ひび割れ × 長雨」が重なると、一気に内部まで浸水が進むケースがあります。

■ 2.コーキング(目地)のひび・縮み・剥離

外壁の“弱点”が冬に露骨に現れる

外壁の継ぎ目を守るコーキング(シーリング)は、冬の気温で固くなりやすく、劣化が表に出やすい部分です。
「ひびが前より増えてきた」
「隙間が前より大きくなった」
と感じたら、コーキングの“冬バテ”が進んでいるサインです。

▼ コーキング劣化のチェックポイント

指で押すとカチカチで弾力がない

目地からコーキング材が抜け落ちている

壁との隙間が2〜3mm以上開いている

表面が黒く汚れている(防水性能が低下している証拠)

コーキングは外壁の中でも雨水侵入に対して最も弱い場所であり、ここが劣化すると雨漏りのリスクが急上昇します。
特にサイディング住宅では「外壁より先にコーキングが傷む」のが一般的です。

■ 3.鼻隠し・破風板の剥がれ・退色

冬の乾いた風が当たり続ける“風の直撃ゾーン”

12月の北九州は乾燥した風が強く、屋根周りは特に影響を受けやすくなります。
その中でも 鼻隠し(はなかくし) や 破風板 は、風・雨・紫外線の全てを受けるため、外壁以上に劣化が早い場所です。

▼ 特に多い劣化

表面の塗装が粉化して白っぽく見える

木部がむき出しになっている

塗膜がペリッとめくれている

カビや藻が黒く筋状に出ている

鼻隠しや破風板は「屋根と外壁の境界」を守る重要な部位。
ここが劣化すると、雨が外壁に伝わりやすくなり、結果的に外壁全体の寿命を縮めてしまうこともあります。

■ 4.ベランダ・バルコニー防水のひび・色あせ

冬は特に“硬化”が進む危険な季節

FRP防水・ウレタン防水など、ベランダの防水層は冬の寒さで硬くなり、衝撃や収縮によるひびが発生しやすくなります。

▼ 劣化の見分け方

表面がザラザラ・粉を吹いている

うっすら白っぽく色あせてきた

雨上がりの水たまりが長時間残る

膨れ・剥がれ・細かなひびがある

防水劣化は気づきにくいものですが、雨漏りの原因として最も多い場所でもあります。
「床の色が薄くなってきた」程度でも、実は防水の保護層が劣化しているサインです。

■ 5.冬の塗装は“乾きにくい”

今すぐ塗装しない場合も、冬の特徴を知るとお得

12月〜2月は塗装の乾燥が夏の2〜3倍かかることがあります。
そのため、冬の塗装は以下がポイントになります。

▼ 冬の塗装で起きやすいこと

乾燥が遅く、工期が数日延びる

結露が出やすく、作業開始が遅れる

16時前後に作業が終了しやすい

気温5℃以下だと塗装できない場合もある

決して「冬の塗装はNG」ではありませんが、
丁寧に工程管理ができる塗装店かどうか が大切になります。

■ まとめ:12月は“劣化の初期サイン”を見つける絶好の時期

12月は外壁の変化が現れやすい季節である一方、家のことをつい後回しにしやすい時期でもあります。
しかし、年末のこのタイミングでほんの5分チェックするだけで、来年の修繕費用を大幅に抑えることも可能です。

▼ 12月の外壁セルフチェックまとめ

ひび割れが増えていないか

コーキングが縮んでいないか

鼻隠し・破風板の退色や剥がれは?

ベランダ防水が劣化していないか

冬の塗装計画は早めの相談が安心

「これって大丈夫かな?」という小さな気づきでも、プロが見れば大切な劣化サインということはよくあります。
点検だけでも大歓迎ですので、気になる部分があればお気軽にご相談ください。

 

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