外壁塗装と一緒に行う“換気フード”のメンテナンス
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外壁塗装と一緒に行う“換気フード”のメンテナンス
こんにちは。外壁塗装専門館 ㈱心喜塗装です。
今日は９月３０日。９月最終日です。
たくさんのお問い合わせありがとうございます☺☺
さて、本日のこちら。
1. 外壁塗装時に忘れがちな「換気フード」
外壁塗装といえば、建物の美観を取り戻し、耐久性を高めるために欠かせないメンテナンスです。しかし、塗装工事の際に意外と見落とされやすい部位があります。それが換気フード（換気口カバー）です。
換気フードは、浴室やトイレ、キッチンなどの換気口に取り付けられており、建物内部の湿気や臭気を外に排出する大切な役割を担っています。見た目は小さな部材ですが、外壁と同じように常に風雨や紫外線にさらされているため、劣化が進みやすい部分でもあります。
外壁塗装のタイミングで換気フードを一緒に点検・補修することで、住宅の寿命を延ばすことができ、後々の大きなトラブルを防ぐことにもつながります。
2. 換気フードに起こりやすい劣化症状
換気フードは種類によって材質が異なりますが、多くは金属製または樹脂製です。それぞれに以下のような劣化症状が見られます。
・金属製の場合
サビの発生（特にフードの下側に水が溜まりやすく進行が早い）
塗膜の剥がれや色あせ
サビ汁による外壁への汚れの付着
・樹脂製の場合
紫外線による変色や劣化
表面のひび割れ
劣化により脆くなり破損
また、換気フードの周囲にはシーリング材が施工されていますが、この部分が劣化すると隙間から雨水が侵入し、外壁内部の下地や断熱材を傷める原因となります。
3. メンテナンスを怠るとどうなる？
換気フードの劣化を放置すると、見た目の問題だけでなく住宅そのものに悪影響を及ぼします。
雨水侵入による壁内部の腐食や雨漏り
湿気や水分の侵入で断熱材が劣化し、結露やカビの発生
フード周りの隙間から害虫や小動物の侵入
特に雨漏りは初期段階では気づきにくく、気づいたときには内部の木材が腐食していたり、クロスにシミが出ていたりと、大規模な修繕が必要になるケースもあります。
4. 外壁塗装と同時に行うメリット
外壁塗装工事では必ず足場を設置します。この足場を利用すれば、普段は手の届かない換気フードを間近で確認・補修することができます。
外壁塗装と同時に換気フードのメンテナンスを行うメリットは以下の通りです。
足場代の節約：後日換気フードだけのために足場を組む必要がなくなる
外観の統一感：外壁と同じ色に塗装することで見た目がスッキリ
劣化の早期発見：外壁工事と同時に点検できるので修繕のタイミングを逃さない
耐久性アップ：外壁とあわせてメンテナンスすることで、家全体の耐久性が向上
特に北九州市のように雨風が強く、潮風の影響も受けやすい地域では、換気フードの劣化が早い傾向があります。外壁塗装のタイミングにあわせて点検・補修することは、とても合理的といえるでしょう。
5. 北九州市で多い換気フードのトラブル事例
当社が北九州市で施工を行ってきた中で、換気フードに関する代表的なトラブルを挙げます。
海に近い地域では金属フードのサビが進行し、穴が空いていた
台風後にフードが破損し、外壁に雨水が直接吹き込む状態になっていた
シーリングが劣化して隙間が生じ、壁内部への雨漏りが発生していた
このようなトラブルは、外壁塗装工事と同時に点検していれば早期発見・補修が可能です。
まとめ
外壁塗装の際は、壁や屋根にばかり注目しがちですが、換気フードの点検・補修も忘れてはいけません。小さな部材ですが、劣化を放置すると雨漏りや内部腐食など、住宅に大きなダメージを与えることがあります。
外壁塗装を検討されている方は、ぜひ「換気フードの状態も確認してください」と業者に相談してみてください。北九州市のように雨や台風の多い地域では特に注意が必要です。
外壁塗装と同時に換気フードのメンテナンスを行うことで、費用を抑えつつ、住まい全体を長持ちさせることができます。
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