下地処理とは何??🏡
こんにちは🌈
外壁塗装の下地処理は、単なる準備作業ではなく塗装の寿命を決める大切な工程です。
適切な下地処理を行うことで、塗装の美しさや耐久性が大きく向上します!
もし外壁塗装を依頼する場合は、業者に「下地処理はどこまでやってくれるのか?」を確認するのがポイントです。
適当に済ませる業者もいるので、しっかりチェックしましょう!
目次
外壁塗装の下地処理とは? 完全ガイド
外壁塗装の「下地処理」とは、塗料を塗る前に外壁の状態を整える作業のことです。
塗装の密着性を高め、仕上がりの美しさや耐久性を確保するために欠かせません。
もし下地処理を適当に行うと…
- すぐに剥がれる(塗料が密着しない)
- ひび割れが広がる(補修不足)
- 塗装がムラになる(汚れや劣化部分が残る)
- 耐久性が落ちる(数年で塗り直しが必要になる)
したがって、外壁塗装を成功させるためには、しっかりとした下地処理が必要になります!
下地処理の詳細な工程
下地処理は大きく分けて以下の 5つのステップ で行われます。
① 高圧洗浄(汚れを徹底除去)
外壁に付着したホコリ、カビ、コケ、古い塗膜の汚れを高圧洗浄機で洗い流します。
この作業をしっかり行わないと、塗料が外壁にうまく密着せず、剥がれやすくなるため、非常に重要な工程です。
🔹 使用機材:高圧洗浄機(150~200kg/㎠の水圧)
🔹 作業時間:3~6時間(建物の大きさによる)
🔹 乾燥時間:最低24時間(完全に乾かす必要あり)
💡 ポイント
- 苔やカビが多い場合は、バイオ洗浄を併用(専用薬剤を使う)
- 木部・サイディングは水圧を調整(強すぎると傷つく)
② ケレン作業(研磨・旧塗膜の除去)
外壁の表面を研磨して、古い塗膜やサビ、汚れを取り除く作業です。
この工程を行わないと、新しい塗料が定着せず、塗膜が剥がれやすくなります。
🔹 作業内容:
素材 | ケレン方法 |
---|---|
金属(鉄部) | ワイヤーブラシ、サンドペーパーでサビ落とし |
木部 | サンドペーパーで表面を滑らかにする |
モルタル・コンクリート | 剥がれかけた塗膜や汚れを除去 |
💡 ポイント
- 鉄部は防錆剤を塗布する(サビの再発防止)
- 表面を均一にすることで塗装ムラを防ぐ
③ クラック(ひび割れ)補修
外壁にできたひび割れ(クラック)を補修し、雨水の侵入を防ぎます。
クラックを放置すると、内部に水が入りカビ・腐食・雨漏りの原因になります。
🔹 クラックの種類と補修方法
クラックの種類 | 大きさ | 補修方法 |
---|---|---|
ヘアークラック | 0.3mm以下 | シーラー(下塗り材)で補強 |
構造クラック | 0.3mm以上 | コーキング材 or モルタル補修 |
深いクラック | 5mm以上 | Vカット+シーリング+モルタル補修 |
💡 ポイント
- ヘアークラックはシーラー(下塗り)で埋められる
- 大きなクラックは、専用の充填材を使用する(適切な補修が必要)
④ シーリング(コーキング)補修
サイディングの継ぎ目や窓枠の隙間を埋める作業です。
この部分をしっかり補修しないと、雨水が侵入し、外壁内部が腐食する原因になります。
🔹 シーリングの方法
- 古いシーリングを撤去(カッターで切り取り)
- プライマー(接着剤)を塗布(密着性UP)
- 新しいシーリング材を充填(シリコン・変成シリコンなど)
- ヘラで均して乾燥(1~2日乾燥)
💡 ポイント
- シリコン系は塗装できないので注意
- 窯業系サイディングの場合、シーリングの劣化が早いので要確認
⑤ 下塗り(プライマー・シーラー・フィラー塗布)
最後に、塗料の密着を良くするために下塗り材を塗布します。
この作業を行わないと、塗料がムラになりやすく、剥がれやすくなります。
🔹 使用する下塗り材
下塗り材 | 役割 |
---|---|
シーラー | モルタル・コンクリートの吸収を抑える |
プライマー | 金属・サイディングの密着力をUP |
フィラー | ひび割れ・凹凸を埋める |
💡 ポイント
- 下塗りがしっかり乾燥してから中塗り・上塗りを行う
- 適切な下塗り材を選ぶことで耐久性が向上
なぜ下地処理が重要なのか?
🔹 下地処理をしっかり行うことで…
- 塗料の密着力UP → 剥がれにくくなる
- 仕上がりが美しくなる → ムラや凹凸がなくなる
- 耐久性が向上 → 長持ちする塗装ができる
逆に、下地処理を適当にすると、どんなに高級な塗料を使っても数年で剥がれてしまいます!
まとめ
🔸 外壁塗装の下地処理とは、塗料をしっかり定着させるための重要な工程
🔸 主な工程は「高圧洗浄」「ケレン」「クラック補修」「シーリング補修」「下塗り」
🔸 しっかり下地処理を行うことで、美しく長持ちする塗装が可能!
外壁塗装の下地処理は、単なる準備作業ではなく塗装の寿命を決める大切な工程です。
適切な下地処理を行うことで、塗装の美しさや耐久性が大きく向上します!
もし外壁塗装を依頼する場合は、業者に「下地処理はどこまでやってくれるのか?」を確認するのがポイントです。
適当に済ませる業者もいるので、しっかりチェックしましょう!
本日のブログ担当、山本でした🙇
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