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外壁塗装でエコ対策

現場ブログ 2024.10.01 (Tue) 更新

今日から10月🎃🎃ですが、日中はまだまだ暑い日が続きますね。

お家の塗装工事を検討される際、エコ対策を考える方が増えると思います。

本日は、外壁塗装をエコ対策として行う方法をご紹介いたします。

以下は主なエコ対策のポイントです。

 

1. 断熱効果の高い塗料の使用

外壁塗装において、断熱効果のある塗料を使用することは、夏場の室内温度上昇を抑え、エアコンの使用を減らすことができます。これによりエネルギー消費が抑えられ、CO2排出量の削減に寄与します。

  • 遮熱塗料:太陽光を反射し、建物の温度上昇を防ぐ効果があります。特に夏場の冷房費削減に効果的です。
  • 断熱塗料:熱の伝導を防ぎ、冬の暖房効率を高めます。

 

2. 低VOC塗料の使用

従来の塗料には揮発性有機化合物(VOC)が含まれており、これが大気中に放出されることで環境汚染や健康への悪影響が懸念されます。低VOCまたはゼロVOCのエコ塗料を選ぶことで、環境への負荷を減らすことができます。

  • 水性塗料:一般的に溶剤系塗料よりもVOCが少なく、人体にも環境にも優しい選択肢です。

 

3. 長持ちする塗料の選定

耐久性の高い塗料を使用することもエコ対策の一つです。頻繁に塗り直しが不要な塗料を使うことで、材料の消費や廃棄物の発生を抑えられます。

  • フッ素系塗料無機塗料は耐久性が高く、一般的な塗料よりも長持ちします。

 

4. 施工業者の選び方

施工業者もエコ対策の一環として重要です。環境に配慮した工法や廃材のリサイクルを行っている業者を選ぶことで、施工過程における環境負荷を抑えることができます。

 

5. 色選びの工夫

塗装する色によってもエコ効果を高めることができます。例えば、明るい色は熱を反射しやすいため、夏場の冷房負荷を軽減できます。逆に、寒冷地では暗めの色を選ぶことで熱吸収が促進され、暖房効率が上がります。

 

6. 自然素材を使った塗料

漆喰や珪藻土など、自然素材をベースにした塗料もエコフレンドリーな選択肢です。これらは天然の調湿効果や防臭効果を持ち、室内環境を快適に保つことができます。

 

さらに詳しく‼ 外壁塗装がどのようにエコに貢献できるかを理解できるでしょう。

1. 断熱・遮熱塗料の詳細

断熱塗料や遮熱塗料は、建物のエネルギー効率を高めるための鍵となる塗料です。これらの塗料は、太陽光の反射や熱の伝導を制御することで、室内温度の変化を抑えます。

  • 遮熱塗料の原理: 遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射する特性を持っており、建物の外壁表面温度の上昇を防ぎます。これにより、夏場の室温を2〜5℃程度低減することが期待され、冷房費用の節約につながります。また、屋根に遮熱塗料を使用することでさらに効果を発揮します。

  • 断熱塗料の原理: 断熱塗料は、塗料内に断熱効果を持つ特殊な成分(中空のセラミックバルーンなど)を含み、熱の伝導を遅くすることができます。これにより、冬場の暖房費を削減し、暖かさを逃がしにくくする効果があります。特に、内壁にも使用することでさらに効果が向上します。

 

2. 低VOC塗料の技術とそのメリット

揮発性有機化合物(VOC)は、塗料が乾燥する際に大気中に放出される化学物質であり、これが地球温暖化や大気汚染の原因となります。エコ塗料として低VOC塗料の使用が推奨される理由は次の通りです。

  • 低VOC塗料の種類

    • 水性塗料:溶剤を水で希釈するタイプで、従来の油性塗料に比べてVOCの放出が少なく、人体や環境に優しいです。
    • ゼロVOC塗料:完全にVOCを含まない塗料もあります。特に室内外問わず健康被害を最小限に抑える目的で使われます。
  • 低VOC塗料の効果: 低VOC塗料は、施工時の臭気が少なく、乾燥後も有害物質を放出しないため、施工者や住人の健康にも配慮されています。環境保護団体からの認証を受けた製品も多く、選択の際に目安となります。

 

3. 長寿命塗料によるメンテナンス削減

耐久性の高い塗料を使うことで、頻繁に外壁を塗り替える必要がなくなり、資源の無駄遣いや廃材の発生を大幅に減らすことができます。具体的な長寿命塗料には以下のようなものがあります。

  • フッ素樹脂塗料:フッ素系塗料は、耐候性が非常に高く、一般的に15〜20年もの耐久性を持ちます。紫外線や雨風による劣化が少ないため、塗り替えの頻度を大幅に減らせます。
  • 無機塗料:無機物を含む塗料で、自然の耐候性を持ち、30年以上の耐久性を持つ製品もあります。通常の塗料よりもコストは高めですが、長期的なメンテナンス費用を考慮すると経済的です。

 

4. 施工方法の工夫

エコ塗装を成功させるには、塗料の選定だけでなく、施工方法にも工夫が必要です。以下のような技術や手法が環境負荷を低減します。

  • リサイクル可能な材料の使用:足場やカバーシートなど、使い捨てではなく再利用可能な素材を使用する施工業者を選ぶことで、廃棄物の発生を抑えることができます。
  • 低エネルギーでの施工:特に高圧洗浄など、塗装前の準備作業で水やエネルギー消費を抑える工法も重要です。最近では、バイオ洗浄という自然由来の洗浄剤を使用する方法も注目されています。

 

5. 塗装後のメンテナンスとエコ効果の継続

塗装後もエコ効果を継続させるために、定期的なメンテナンスや適切なケアが重要です。

  • 自浄作用を持つ塗料:雨で汚れを落とす機能を持つ「セルフクリーニング機能」を備えた塗料があります。このような塗料を使用することで、定期的な洗浄やメンテナンスが不要になり、環境負荷をさらに減らすことができます。

 

6. 光触媒塗料の活用

エコ対策として最近注目されているのが、光触媒塗料です。この塗料は太陽光に含まれる紫外線を利用して、外壁の表面に付着した汚れや有害物質を分解・除去します。

  • 光触媒の効果: 光触媒には大気中の有害物質(窒素酸化物や揮発性有機化合物)を分解する効果もあり、環境浄化にも貢献できます。塗装面を清潔に保ちつつ、空気の浄化も行うため、外壁が汚れにくくなると同時に、エコフレンドリーな生活空間を提供します。

 

7. エコポイントや補助金の活用

日本では、エコリフォームや省エネ対策に対して補助金制度が設けられている場合があります。外壁塗装においても、断熱性や遮熱性を高める塗料を使用することで、こうした補助金やエコポイントを活用できる可能性があります。自治体や政府のプログラムを調査し、適用可能な補助金を利用することで、初期コストを抑えつつエコ対策が進められます。

 

 


 

福岡県北九州市 外壁塗装&屋根雨漏り専門店 

外壁塗装専門館 

 

まとめ

外壁塗装におけるエコ対策は、単なる塗料選びにとどまらず、施工方法やメンテナンス、さらには環境負荷を減らす塗装技術の導入が重要です。断熱・遮熱効果を持つ塗料や低VOC塗料、耐久性の高い塗料を使うことで、エネルギー消費や廃棄物を削減し、環境にも優しい住まいづくりが可能です。また、光触媒塗料の活用や補助金制度の利用も含め、エコフレンドリーな選択をすることができます。

 

 

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