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外壁塗装にかかせないケレン作業とは?? 

現場ブログ 2021.07.02 (Fri) 更新

北九州市 「八幡西区」「八幡東区」「若松区」「遠賀郡」

の皆様こんにちは!

外壁塗装専門館 事務・アドバイザーの 吉田です。

 

外壁塗装工事ではただ外壁に塗料を塗るだけでなく、養生やケレン・下地補修など

いろいろな工程があり、それらを全て含めて塗装工事と言われています。

今回のブログでは、塗装工事で必ず行わなくてはならない『ケレン作業』についてご紹介いたします!

 

ケレンとは

ケレンとは、ヤスリや電気工具等を使い、トタン屋根や階段に使われる鉄部の汚れやサビ・旧塗膜を落とす作業を言います。

ケレンは鉄部以外にも木部などでも行われ、塗料が密着しにくい下地(塩ビ管)などにも使用されます。

塗料の色が乗りにくい下地にケレンをかけ目荒らし(めあらし)を行う事で、細かい傷がつき塗料の食いつきが良くなります。

そのため、一般的にケレンと言うとサビや旧塗膜を除去するほか、この目荒らしも含まれます。

鉄部に塗装を行う場合、ケレンをした後にサビ止め塗装を施し上塗りを塗っていきますが、

ケレンが不十分な状態で塗装をしてしまうと、塗装後2~3年で塗膜が剥がれてしまうなど、初期不良が起こる可能性も高まります。

外壁塗装工事において、非常に重要な下準備作業ですので手を抜く事は許されません。

                     

ケレンの種類とは?

 

一口に”ケレン”と言いましても、ケレンの方法には4種類あり既存下地の劣化の程度によって内容が異なります。

1種~4種まであり、数が増えるほど劣化の度合いが低くなります。

また、ケレンの種類により使用する道具も異なりますので、併せてご紹介させていただきます!!

 

1種ケレン

一般住宅ではほぼ行いません。

既存塗膜の劣化が非常に進行していて、活きている塗膜がほとんどない場合、1種ケレンを行います。

使えない塗膜を全て除去する事で、下地に新塗膜が乗りやすい環境になるため

この様な場合、様々な工具を使用し既存塗膜を全て除去します。

ショットブラスト・サンドブラスト・剥離剤 を使用して行います。

 

2種ケレン

既存下地の劣化や腐食が著しい場合に行われるケレンで、電動工具が使用されます。

電動工具を使用して、発生した腐食やサビを除去する事で、新規塗膜が密着できる下地を作りだします。

2種ケレンも1種ケレンと同じく一般住宅で行われる事はなく、高層マンションやビルなどの鉄筋構造の建物で行われます。

ワイヤーブラシ・ワイヤカップ・ディスクサンダー を使用して行います

 

3種ケレン

一番よく行われるケレン方法で、戸建住宅にも用いられます。

手工具と電動工具を使用し劣化していない既存塗膜は残し、傷み箇所や剝離箇所を除去します。

ワイヤーブラシ・スクレーパー・ケレン棒 を使用して行います。

 

4種ケレン

最も状態が良い場合に行います。 電動工具を使わず手工具のみで施工します。

紙ヤスリを使用して行います。

 

外壁塗装専門館では3種ケレン方法を行います。

 

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