外壁塗装にかかせないケレン作業とは??
北九州市 「八幡西区」「八幡東区」「若松区」「遠賀郡」
の皆様こんにちは!
外壁塗装専門館 事務・アドバイザーの 吉田です。
外壁塗装工事ではただ外壁に塗料を塗るだけでなく、養生やケレン・下地補修など
いろいろな工程があり、それらを全て含めて塗装工事と言われています。
今回のブログでは、塗装工事で必ず行わなくてはならない『ケレン作業』についてご紹介いたします!
ケレンとは
ケレンとは、ヤスリや電気工具等を使い、トタン屋根や階段に使われる鉄部の汚れやサビ・旧塗膜を落とす作業を言います。
ケレンは鉄部以外にも木部などでも行われ、塗料が密着しにくい下地(塩ビ管)などにも使用されます。
塗料の色が乗りにくい下地にケレンをかけ目荒らし(めあらし)を行う事で、細かい傷がつき塗料の食いつきが良くなります。
そのため、一般的にケレンと言うとサビや旧塗膜を除去するほか、この目荒らしも含まれます。
鉄部に塗装を行う場合、ケレンをした後にサビ止め塗装を施し上塗りを塗っていきますが、
ケレンが不十分な状態で塗装をしてしまうと、塗装後2~3年で塗膜が剥がれてしまうなど、初期不良が起こる可能性も高まります。
外壁塗装工事において、非常に重要な下準備作業ですので手を抜く事は許されません。
ケレンの種類とは?
一口に”ケレン”と言いましても、ケレンの方法には4種類あり既存下地の劣化の程度によって内容が異なります。
1種~4種まであり、数が増えるほど劣化の度合いが低くなります。
また、ケレンの種類により使用する道具も異なりますので、併せてご紹介させていただきます!!
1種ケレン
一般住宅ではほぼ行いません。
既存塗膜の劣化が非常に進行していて、活きている塗膜がほとんどない場合、1種ケレンを行います。
使えない塗膜を全て除去する事で、下地に新塗膜が乗りやすい環境になるため
この様な場合、様々な工具を使用し既存塗膜を全て除去します。
ショットブラスト・サンドブラスト・剥離剤 を使用して行います。
2種ケレン
既存下地の劣化や腐食が著しい場合に行われるケレンで、電動工具が使用されます。
電動工具を使用して、発生した腐食やサビを除去する事で、新規塗膜が密着できる下地を作りだします。
2種ケレンも1種ケレンと同じく一般住宅で行われる事はなく、高層マンションやビルなどの鉄筋構造の建物で行われます。
ワイヤーブラシ・ワイヤカップ・ディスクサンダー を使用して行います
3種ケレン
一番よく行われるケレン方法で、戸建住宅にも用いられます。
手工具と電動工具を使用し劣化していない既存塗膜は残し、傷み箇所や剝離箇所を除去します。
ワイヤーブラシ・スクレーパー・ケレン棒 を使用して行います。
4種ケレン
最も状態が良い場合に行います。 電動工具を使わず手工具のみで施工します。
紙ヤスリを使用して行います。
外壁塗装専門館では3種ケレン方法を行います。
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