外壁塗装、屋根塗装で何故足場が欠かせない??
北九州市 「八幡西区」「八幡東区」「若松区」「遠賀郡」の皆様こんにちは!
外壁塗装専門館 事務・アドバイザーの 吉田です。
今日は雨が降ったり止んだりですね...
お仕事終わり雨やんでますように、、(笑)
今日は外壁塗装、屋根塗装で何故足場が欠かせないのかをご紹介していきたいと思います。
外壁塗装をおこなう際に欠かせない“足場”ですが、皆さんは足場の重要性をどれほど理解されていますか
いざ外壁塗装を決定し提示価格を見たときに、思っていたよりも足場の費用が高く
「これってもっと安くならないの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。
実際に外壁塗装専門館へお問合せをいただいたお客様でも、「そんなにかかるんだ!」と驚かれる方も少なくありません。
足場の費用は一般的な戸建住宅でだいたい15~20万円くらいですが、この金額をかけるだけの重要性が足場にはあります。
外壁塗装をご検討中の方、ご参考までにご覧ください(^^)
外壁塗装で使用する足場はどんな役割があるの?
外壁塗装において足場は絶対的に必要な存在で、それにはしっかりとした理由があります。
足場が必要な主な理由を3つご紹介させていただきます!
①作業効率の向上・施工品質の確保
外壁塗装において足場は、作業効率や施工品質に大きく影響してきます。
外壁塗装を行うにあたって、足場がなければ梯子を使うなどして塗装を施すこともできますが、
膨大な日数と人工が必要となり、莫大な費用が掛かってしまいます。
また、片手には塗料の入ったバケツや一斗缶を持ち、片手でローラーやハケを持ち
塗装を行いますので作業がスムーズに進みません。
そして、隅々まで丁寧に塗装する事も難しいでしょう。
いくらプロの塗装職人で作業に慣れているとはいえ、落下防止ネットもなく足場も不安定な状況、
両手が塞がった状態での高所作業は、恐怖心から満足のいく塗装をする事が不可能です。
塗装工事の完了後には、品質チェックを行うため完工検査を行いますが、その検査すらも満足にチェックすることは難しいです。
ですので、作業効率の向上はもちろん、施工品質を確保するための役割が足場にはあります。
②職人の安全を守る
外壁塗装は高所での作業が多く、転落・墜落といった危険と常に隣り合わせの状況です。
現場では細心の注意を払って作業をしておりますが、「もしも」の可能性は誰にも否定はできません。
国が定めた安全の最低基準として、2m以上の高所で作業をする際は足場の設置が義務付けられています。
戸建住宅は平屋であっても2m以上になりますので、2階建て住宅の外壁塗装では、
職人の安全を守る為にも足場は必ず設置しなければいけません。
③近隣への配慮
周囲に住宅が隣接している場合、塗料のニオイが発生したり、飛散(ひさん)の可能性が高くなります。
特に2階建てですと、ニオイの広がり(塗料により異なります)や低所への塗料の飛び散りを不安に思う事もあるのではないでしょうか。
施工期間中に近隣の方々とトラブルになってしまっては、せっかく外壁のメンテナンスをしても穏やかに過ごすことはできません。
また、外壁塗装では塗装作業に入る前に、高圧洗浄と言って住宅全体を丸洗いする作業が行われます。
住宅には新築時や前回塗装から今までの長い期間、多くのゴミや汚れが付着し蓄積されおります。
高圧洗浄によりそれを洗い流すのですが、業務用の高圧洗浄機は家庭用の洗浄機とは比べ物にならないほどの水圧で、
汚れの落とし方を例えるなら、「水で”洗い”流す」というよりも「協力な水圧で”削り”落とす」といったイメージです。
協力な水圧で汚れを落とせば、住宅に付着している汚れが飛散し、周りの建物へも汚れが飛んでしまいます。
ですので、塗料の飛散だけでなく洗浄作業時の水や汚れの飛散も考慮しなくてはいけません。
足場を建て飛散防止シートをかけることで、塗料のニオイや飛散を防ぐことができるのです。
このように、近隣へ配慮することで施工期間中のトラブルもなく、スムーズに作業を進めることができます。
足場には どんな種類があるのか
外壁塗装を行うにあたって足場の設置は必ず必要ですが、その足場は一種類ではありません。
どんな種類の足場があるのでしょうか? 一緒に見ていきましょう!!
①単管足場
単管足場は、鋼管(鉄パイプ)にクランプ金具とボルトで固定して組み立てられる足場です。
住宅・ビルなど建物の規模や形状によって調整しやすいのが特長で、足場の設置面積が少ない場所で多く使われています
建地・布地・腕木・足場板・単管ジョイント・固定型ベース金具など多くのパーツを使用しており、
設置から解体まで手間や時間がかかります。
また常に塗料や工具など片手に持った状態で、2本の鉄パイプの上に乗って
作業をすることになるので、転落の危険性が高くなります。
そのため、外壁塗装の際は 単管足場ですと比較的 安全性が低いです。
②単管ブラケット足場
単管ブラケット足場は形状や角度を自由に調整できるため、3階以上の住宅やビルでの施工現場で使われている足場です。
単管足場よりも安全性に優れているのが特長ですが、組み立て設置の期間が長く
一度ボルトが緩むと揺れやすくなってしまう欠点があります。
③枠組足場
枠組足場は、現地ではなく事前に工場で製作された建枠を使って組み立てる足場です。
軽量で設置から解体まで簡単に行えるだけでなく、高い強度を持っているのも特徴です。
枠組足場は施工期間の短縮につながるだけでなく、作業中(職人)の安全性を高め、
多くの施工・建築現場で使われている足場です。
④クサビ足場
クサビ足場は足場を組み立てるために必要な各パーツに、クサビをハンマーで打ち込んで組み立てる足場で、ビケ足場とも呼ばれています。
設置面積が狭い木造低層住宅から中層まで対応していますが、高層ビルの外壁塗装にも使われています。
ハンマーのみで組み立てができるので設置期間も短く、安全性にも優れているのが特長です。
しかし、ハンマーで叩く音が近隣に響いて迷惑をかける可能性があったり、場所によっては設置ができないケースもあります。
外壁塗装専門館ではこちらのクサビ式足場を使用しています。
最後に、、
以上、足場の重要性と種類の説明でした!!
今回ご説明させていただいた通り、足場は外壁塗装工事において必要不可欠な存在で、
外壁塗装の仕上がりに直接かかわるものです。
また、外壁塗装工事にをするにあたって、足場の設置もそうですが
その他の付帯でかかる工事にも、必ず必要な理由があります。
外壁塗装業者もプロですから、意味のない工事を提案したり余計な手間をかけるような事はしないはずです。
どの工事にも必ず根拠があります。
もしも、外壁塗装時の見積書の中に「なんだこれ?」と思う内容があれば、自身が納得するまで根拠を説明してもらいましょう!
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